ちりつも省エネ
温暖化がすすむ今、塵も積もれば山となるを信じて、お金をかけずに暮らしの小さな省エネ(節電・節水・ガス・ゴミ減量・プラスチック減量)を地味に地道に継続中です。
冷房の省エネ1(遮光) ガスの省エネ2(太陽光利用) ガスの省エネ(まとめ沸かし) 暖房の省エネ プラ減量2 プラ減量1 生ごみ減量(キエーロ) ティッシュの省エネ 洗剤の省エネ 洗濯の省エネ3 洗濯の省エネ2 洗濯の省エネ1
冷房の省エネ1
ベランダの日よけ
集合住宅ベランダの夏。長く、遮光シート+ヨシズで日よけ対策してきましたが、ついに引退のヨシズに代わり、押入れで寝ていた綿の布(ローン生地)を動員しました。
思いのほか遮光効果あり、薄い=軽い、畳めば小さくなるのでヨシズより断然場所を取らず、倒れることもなく安全。
綿素材なので見た目も柔らか、洗濯可。破れても取り替えやすく(ローン生地はメーター価格が手ごろ)、綿なので再利用も。
難点は、ヨシズよりは風通しが劣る・空気がこもりやすい・風でバタバタなびく。両端を長めの麻ひもで結びすぐ外せるようにして、強風時と、エアコン使用時の室外機前の布は外しています。
終日、直射日光はほぼ遮光できてベランダ全体ほぼ日陰です。集合住宅はコンクリートに熱がたまりやすいので、さらにベランダ気温を抑えられたら、もっと夏のエアコン冷房節電につながりそうです。
ガスの省エネ2
置くだけ太陽光温熱
遮光対策の日よけ布を取り払う秋冬春のベランダで、“置くだけソーラーパワー温熱”。水をはったステンレスの鍋・ボールを置いて太陽光でぬるま湯に。到底、ソーラークッカーほどの熱湯にはなりませんが、省エネ洗濯のぬるま湯用に、お茶・料理の湯沸かし用に、地味に地道にガスの省エネ効果を発揮。※鍋の蓋のつまみ・持ち手部分は、直射日光で劣化しないよう布などでカバー
陽ざしによりますが1時間半~2時間、40~50℃程度に。省エネ洗濯用にはぬるま湯のままで、お茶・料理用は沸騰させてから魔法瓶に移し保温バッグに入れておけば、夜までホカホカ。
寒い時期は、使わなくなったステンレス板などを動員した「段ボール製太陽光温熱器」で保温すると温まります。
ガスの省エネ1
まとめて湯沸かし
お湯をまとめて沸かして魔法瓶ボトルに入れておけば、ガスの省エネ効果UP。やかん(鉄瓶・ケトル)が熱いうちに次のお湯を沸かすため短時間で沸騰。ベランダ置くだけ太陽光温熱も併用するとさらに省エネ効果。
魔法瓶ボトルを、保温バッグに入れておけば夜までホカホカ。
暖房の省エネ
冬の玄関
冬、玄関の冷気で廊下が冷え、部屋の暖房効率も下げる一因になりそう、そこで
大きめの布で防寒対策
クリップと突っ張り棒で即席カーテン+段ボール板で扉のすきま風対策。
New! 布+ 特大ゴミ袋の左右を切って長い1枚(約2m)にしたビニールを追加して防寒UP。
ある日の夜、即席カーテン〈外側〉〈内側〉の温度差 約10℃。廊下の寒さが和らぎ、部屋の暖房省エネにも期待。シーツや薄手カーテンも使えそうです。
プラスチック減量-2
ラップ・保存袋の省エネ
〈ふた付き容器やふた〉〈野菜・果物の包装袋〉で、ラップ・プラスチック保存袋の減量に。
野菜の皮や土で汚れやすい冷蔵庫の野菜室にはごみ袋。汚れがたまって取り替え時は、そのまま本来の“ゴミ袋”に。
プラスチック減量-1
スポンジの省エネ
食器洗いにTシャツなどの端切れを使うと頻繁に取り替えられて、スポンジは不要になりました。テーブルを拭く布巾も、くたびれてきたハンドタオルを4つ切りにして再利用。
布巾用も食器洗い用も「小さめ」だとしぼりやすく、乾きやすく。
生ゴミ減量
ミニキエーロ
ティッシュの省エネ
万能トイレットペーパー
大きな汚れは布巾、〈小さな汚れを拭く・鼻をかむ※・ちょっと口を拭く※・食後の食器を拭く〉はすべてトイレットペーパー(再生紙)。遠出の際は1個そのまま(つぶして)携帯可。もはやトイレを超えた万能ぶりは、ロールペーパーと呼んだ方がぴったり(ちなみに我が家では「かみ」と呼びます)。
※人によっては肌を傷めることもあると思います。
バージンパルプのティッシュ減量を願って。
洗剤の省エネ
兼用・共用
長く、食器洗い・洗濯・お風呂場・排水口・トイレ・漂白は、重曹・クエン酸・過炭酸ナトリウム(+ときどきヤシ●ミ洗剤)で兼用
原料が環境への負荷が小さい。泡が出ないので洗い流しが楽=節水UP。兼用・共用洗い=持たない暮らし=経済的。
合成洗剤の減量・エネルギー資源の省エネを願って。
ご参考
汚れの種類 KOKOCARA
洗濯の省エネ-3
夏は小さく、省エネ洗濯
夏は、バスタオルが小さくなるだけで、すすぎが格段に楽で、節電・節水効果UP。
お湯だけ洗濯+ときどき〈過炭酸ナトリウム洗濯〉の省エネ洗濯
洗濯の省エネ-2
シャワー鍋 省エネ洗濯
省エネ洗濯(お湯だけ・過炭酸ナトリウムだけ)に「シャワー鍋」を導入して、さらに節水効果UP。
シャワーのお湯が出るまで、しばらく水が出ます。以前は、壁を洗い流してみたり、浴槽のお湯に混ぜてみたり・・。ある時、思い立ち鍋に溜めてみたところ、ちょうど満杯でお湯が出始めました(我が家のシャワーは、お湯が出るまで約2、3リットルの水が出る様子)。以来、鍋にためた水は「ベランダ置くだけ温熱」で温めて洗濯に活用。
洗濯の省エネ-1
洗剤なし、省エネ洗濯
長く、洗濯は〈お湯だけ〉・〈お湯+過炭酸ナトリウム(酸素系漂白)だけ〉で続けています(暮らしの状況によっては適さないかもしれません)。
昔、タモリさんの石鹸を使わないお湯だけ入浴を知り、洗濯もお湯だけにしたら、排水の環境負荷・節水節電・槽洗浄(黒カビ対策)も減らせそうと、試しに洗濯石鹸をやめてみたのがきっかけです。
〈お湯だけ〉
熱め※のお湯に洗濯物を15分程度つけおき後、手または洗濯機1回すすぎで完了しています(個人の目安)。※支障のない生地のもの。※つけおき時は「菜箸」が便利。
〈過炭酸ナトリウムだけ〉
下着や皮脂が気になるもの。40℃前後※のお湯に過炭酸ナを(少なめ)溶かして15分程度つけおき後、ざっと水で流した後、洗濯機1回すすぎで完了しています(個人の目安)。皮脂多めの衣類は、すすぎ前に少量の石鹸で押し洗いすると皮脂が落ちやすく感じます。※手の感覚まかせ。※支障のない生地のもの。
つけ置きには、たらい・ステンレスボール
ご参考
過炭酸ナトリウムの量は、シャボン玉石鹸さんの場合の適量「石鹸との併用洗濯で30リットルのお湯に約15g」をもとに、石鹸なしですが「約2リットルのお湯に約1g(ティースプーン1杯)※」を目安にしています。※あくまで個人の目安です。
過炭酸ナの適量・適温 シャボン玉石鹸
汚れの種類 KOKOCARA
洗濯機は「すすぎ・脱水専用機」と化した結果、槽洗浄は減少、節電・節水効果アップ。お湯を「シャワー鍋」の水をベランダソーラー温熱すると、さらに洗濯の省エネ効果向上。