マチモリ
暑すぎる夏・異常気象が深刻になるなか、これ以上 地球を壊さない日々にしたい。個人のできることはとても小さく、不安ばかり大きくなりつつも「ちりも積もれば山となる」を増やしていきたい、個人のHPです。
地元 神奈川県の山間部に広がる水源の森林。
水道の蛇口をひねれば出る水は、この森から届いていることを知りました。
青き森をふところに抱えた山々。
足元には、幾百も重なる落ち葉から じわり湧き出る清水。
一筋の湧水は
しだいに紡いだ白糸のようにあつまり 小さなせせらぎとなっていました。
この水源がコップの水の出発点。
川や滝が流れ、木々のゆらぎと 生きものの気配を感じる、静かな水源の山々。
でも、一角には
木々が倒れ、陽の差し込まない、音のない森もありました。
昔、人の手で木々を植えられ、今 人の手が届かなくなった森でした。
温暖化が進むいま、「生まれてはじめて」な異常気象が頻発し、夏は猛暑・酷暑に覆われます。人の暮らしの変化に耐えかねた「自然のバランス」が、砂がこぼれるように崩れ始めてきたように感じます。
それは、人の手が届かなくなった人工林の一角と重なりました。
街に暮らしていても、山から届く水で生かされている。森に、山に生かされている暮らしを考えたいと思います。
マチモリ
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