災害時のトイレゴミを減量
コンポストトイレ自作・研究
地震・災害時用の簡易トイレ・携帯トイレ(凝固剤・ゴミ袋)を備えたものの、
ずっと気になっていたことが「トイレ(し尿)ゴミ」です。
首都圏や近郊で大地震などが発生した場合、膨大な災害廃棄物が想定されていますが(参考 NHK 災害廃棄物)
非常用トイレの凝固剤で固めたし尿ゴミも1日1日増えていくのでしょう。
もし、水洗トイレのインフラ復旧まで2週間かかったら「1人1日約6回のトイレ×14日分」のトイレゴミ・・・回収も処理も大変な状況になるだろう、と気になりました。そこで、
トイレゴミの減量に「コンポストトイレ・バイオトイレ」も用意してみることにしました。すでに、市販されている商品もありますが、お金をかけずに集合住宅でも使えるトイレを自作できるか・・自由研究記録です。
1回・1日のトイレ量
まずは、今まで考えたこともなかった「トイレゴミの元:排泄量」から調べました。個人差あり、成人のあくまで一般的な目安で
1回排尿量:約200~400ml コップ1~2杯
1日排尿量:約1~2リットル コップ5~10杯
1日の排便量:約150g~200g※
※便量の測量は難しくあくまで平均の目安。200gは理想的とのこと。
簡易トイレ しくみ
市販の簡易トイレ・携帯トイレは、原料の高分子吸水ポリマーで、排泄物を吸水・凝固(ゲル化・ゼリー化)して固めるしくみとのこと。商品により(1回分の吸水ポリマー量(グラム数)により)吸水・凝固量が前後するようですが、おおむね200ml~400ml、最近は500ml吸水・凝固OK表示の商品もあるようです。1回の排尿が多かった場合、商品の吸水量によっては2回分使用する例も見られました。
コンポストトイレ しくみ
更新準備中 2025.7.12